トップセールスが実践している第一印象の作り方【チェックリストつき】

さまざまな書籍やコラムで、“人の第一印象は数秒で決まる”というフレーズを多くの方が目にしたことがあるのではないでしょうか?第一印象としてその人に根付いた印象は、なかなか変わるものではない点に注意しなければなりません。しかし裏を返せば、最初の印象を攻略することはその後の良い関係を構築する最大のチャンスと言えるのです。そこでこの記事では、オーソドックスなものからトップセールスならではのディテールにこだわった第一印象の作り方を紹介します。


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目次[非表示]

  1. 1.ノンバーバルコミュニケーションが重要
  2. 2.トップセールスが意識する第一印象作り
    1. 2.1.オンライン編
    2. 2.2.オフライン編
  3. 3.ここで差がつくプラスアルファの工夫
  4. 4.第一印象を整えるチェックリストを配布中です
  5. 5.まとめ

コラム監修 今井晶也

ノンバーバルコミュニケーションが重要

コミュニケーションには、

  • バーバルコミュニケーション(言語的コミュニケーション)
  • ノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)

この2つの種類が存在することは有名ですが、相手に印象を残す上で有効なのはノンバーバルコミュニケーションです。何を話したかや言葉の意味はさほど重要ではなく、表情や話し方、身振り手振りによって相手の抱く印象は決まるということです。メラビアンの法則では、話の内容など言語情報によって印象を変えられる可能性はわずか7%程度と言われています。

トップセールスはお客様と初めて対峙をする際に、ノンバーバルコミュニケーションを中心とした印象形成を大事にします。その要素は元から備わっているものではなく、いつでも意識すれば変えられることばかりです。ここからはオンラインとオフラインに分け、第一印象を整える項目をご紹介します。ぜひ実践してみてください。

トップセールスが意識する第一印象作り

オンライン編

まず以下の2つの動画を見比べてみてください。オンライン商談の導入部分を撮影した動画で、第一印象の違いがわかります。


だいぶ印象が変わったのではないでしょうか?変えた部分は以下の4つです。

  • 清潔感のある髪型や、違和感のない顔色
  • PCの標準カメラではなく、画質の良いものにした 
  • カメラの位置を上にした(カメラと目線の高さを合わせた) 
  • 笑顔でハキハキ話すことを意識した

この4つを変えるだけでも、印象は大きく変えられます。さらに細かい点を工夫するとすれば、以下の項目をおさえてみてください。

  • 画像加工よりカメラ性能を重視する
  • 背景と同化しない色の服装にする
  • 入室後は、目線はカメラに向け会釈をする
  • 会話の間をぬって明るく挨拶
  • 待機時はできる限り微笑む
  • とにかく相槌を打つ、無反応はNG
  • 表示名に工夫を加える(社名を入れる など)
  • 音質の良いマイクにする

最初はお金がかかる項目よりも、すぐにできることから始めてみましょう。

オフライン編

オフラインでは、オンラインよりもさらに第一印象の情報が多くなります。オンラインと共通している点もありますが、お客様と実際に会う場合、服装や行動・香りはより注目されやすくなりますので注意しましょう。

<身なり>

  • 笑顔は爽やかで親しみがあるように演出する
  • 髪型は違和感をなくし、清潔感を重視する
  • だらしないところはないかチェックする
  • スーツはシワがないか
  • ネクタイは曲がっていないか
  • 靴は汚れていないか

<その他>

  • 行動はテキパキと、きれいな立ち方やスマートな名刺交換
  • 声量はTPOをわきまえた大きさにする
  • 姿勢は頼り甲斐があり、自信に満ち溢れたものを意識する
  • ひとつひとつの所作が華やかで丁寧、「できるビジネスパーソン」を演出する
  • オーラルケア、デオドラントケアの対策をしておく

このなかでも「香り」は特に見逃しがちかもしれません。香りと聞くと香水をイメージする方も多いかもしれませんが、ビジネスの場合香水の使用はおすすめしません。人によって香りの好みは異なるため、臭いを抑える程度で対策をしておくと良いでしょう。

ここで差がつくプラスアルファの工夫

ここまで第一印象を整える項目を紹介してきましたが、少しその先でおこなうと良い印象になることも紹介します。ちょっとした行動が信頼につながりますのでぜひ実践してみてください。

・対面時になるべく早い段階で相手の名前を呼びコミュニケーションを取る
 例:○○様、本日はお時間をいただき有難うございました

・名刺交換時に、気の利いた一言を添える
 例:お会いできて光栄です。お会いできることを楽しみにしていました。
   メールではご丁寧にありがとうございました。

・椅子は浅く座り、直ぐに立てる状態に。名刺は予め使う分を用意しておく

・応対相手の情報を知っておく
 例:TwitterやFacebookなどで相手のパーソナリティを調査しておく

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まとめ

今回は第一印象の作り方として、その基本や工夫を紹介させていただきました。

第一印象を決める特に重要な部分は“見た目”です。見た目は、いわゆる「かっこいい」「可愛い」であれば良いという訳ではなく、誰から見ても違和感がなく清潔感があることが重要です。改めてご自身や同僚、部下の身だしなみがたゆんでいないか、これを機に見直してみてはいかがでしょうか。

このコラムをお読みのお客様で営業の教育やスキルアップの方法を模索している方がいれば、ぜひセレブリックスにご相談ください。営業のプロフェッショナルが持つ顧客開拓ノウハウを、貴社の社員教育に活かしてみませんか?​​​​​​​

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