最低限知っておきたいビジネスフレームワーク5選

世の中にビジネスフレームワークと呼ばれているものはいくつあるかご存知でしょうか?本屋でビジネス書のコーナーを眺めてみると、「50選」「200種類」「厳選10種」など、様々あります。相当数のビジネスフレームワークが存在していることは間違いありません。

インターネットで情報を手に入れられる昨今、「ビジネスフレームワークを知っていて当たり前」と、あまりに常識のようになっているだけに、今さらビジネスフレームワークがよくわからないと言い出しづらい雰囲気を感じていませんか?そこで今回は、最低限知っておきたい基本的なビジネスフレームワークご紹介いたします。


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目次[非表示]

  1. 1.ビジネスフレームワークとは?
  2. 2.最低限知っておきたいビジネスフレームワーク
    1. 2.1.ロジックツリー
    2. 2.2.AIDMA
    3. 2.3.AISAS
    4. 2.4.5W1H
    5. 2.5.PDCA
  3. 3.ビジネスフレームワークのメリット・デメリット
    1. 3.1.メリット
    2. 3.2.デメリット
  4. 4.まとめ

コラム監修 今井晶也

ビジネスフレームワークとは?

フレームワークとは「枠組み」や「構造」という意味であり、ビジネスフレームワークとは多くの情報や状況をそれぞれの目的に合ったフレームワークに当てはめて図式化するための道具のことです。簡単に言うと【理論を証明している図式=ビジネスフレームワーク】です。

なぜビジネスフレームワークを使うのかというと、ビジネスフレームワークは誰かの成功パターンをフォーマット化したものなので、手順や考え方が明確に示されているからです。ビジネスにおける考え方の教科書といっても過言ではありません。加えて、ビジネスフレームワークは図表化されているため、情報が整理しやすくなります。

自分の考えを整理するだけではなく、その考えを他人に説明する際もわかりやすく伝えることができるのです。社内での会議やプレゼンテーションの際に説得力を持って臨めることもビジネスフレームワークが使われる理由のひとつです。

「数学の公式」をイメージいただくと良いかもしれません。数学の問題が出された時に「この問題にはどの公式を当てはめると答えが早く導き出されるのか」を考えると思います。また、どうしてこの答えになったのかを問われた時も公式を使うと説明がスムーズに運びます。


最低限知っておきたいビジネスフレームワーク

数多くあるビジネスフレームワークですが、中でも新人向けのビジネスフレームワークとして、下記の5つがよく紹介されています。

  • 状況分析に使う「ロジックツリー」
  • 提案や企画開発に使う「AIDMA」「AISAS」
  • 計画の実行に使う「5W1H」「PDCA」


ロジックツリー

ロジックツリーとは、ひとつの問題や課題をどのような手順で解決していくかをツリー状に分解して可視化したものです。WHATツリー(要素分解)、WHYツリー(原因究明)、HOWツリー(問題解決)があります。

問題解決の手順は以下の通りです。

問題の発見
問題の原因究明→WHYツリー
問題解決策を探る→HOWツリー
問題解決策を実行する

WHYツリーとHOWツリーはどちらかだけではなく両方を組み合わせて使うことで効果があります。


AIDMA

AIDMAとは、広告宣伝に対する消費者の購買決定における心理プロセスです。AIDMAの法則に則って、消費者がどのような状態なのかを把握して、その状態にあわせた適切な方法を検討・実施します。下記5項目の頭文字をとって、「AIDMA」と呼ばれています。

Attention(注意)
消費者が商品を知らない状態です。
ですので、まずは商材・サービスを知ってもらうための施策が必要です。

Interest(興味・関心)
消費者は、商品を知っているが、興味の無い状態です。
この状態の消費者に対しては、興味を持ってもらえるように働きかける必要があります。

Desire(欲求)
消費者は興味はあるが欲しいと思っていない状態です。
この段階では、価値を伝え、共感してもらう必要があります。

Memory(記憶)
消費者は欲しいとは思っているが、動機がない状態です。
この状態の消費者に対しては、動機を与え、背中を押すような施策が必要です。

Action(行動)
消費者は、買う動機はあるものの、機会が無い状態です。
実際に使ってもらったり、接触機会を増やし、手にとってもらうための施策が必要です。


AISAS

AIDMA同様、広告宣伝に対する消費者の購買決定における心理プロセスです。
AIDMAにプラスして、Share(情報共有)された情報をSearch(検索)するという状態が加えられます。

Attention(注意)
AIDMA同様、消費者が商品を知らない状態です。
ですので、まずは商材・サービスを知ってもらうための施策が必要です。

Interest(興味・関心)
こちらもAIDMA同様、消費者は、商品を知っているが、興味の無い状態です。
この状態の消費者に対しては、興味を持ってもらえるように働きかける必要があります。

Search(検索)
商品に興味を持った消費者は、インターネットで検索し、商品に対する情報を集め、競合商品と比較を行います。
ですので、検索で引っかかるような施策や、比較されたときに優位に立てるようなwebサイト作りを行う必要があるのです。

Action(行動)
このActionはAIDMA同様、消費者は、買う動機はあるものの、機会が無い状態です。
実際に使ってもらったり、接触機会を増やし、手にとってもらうための施策が必要です。

Share(SNSなどのシェア)
商品を買った(顧客となった)消費者は、SNSやブログ等を使って感想をシェアします。
そして、そのシェアされた情報をみて、他の消費者が「Search(検索)」するのです。

AISASは、消費者がどのように行動するのかを、インターネットがあることを前提として考えられた心理プロセスです。
現代の広告宣伝に対するプロモーション施策を組み立てる際には欠かせない考え方です。


5W1H

社内・社外を問わずすべてのコミュニケーションに必要です。
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)の基本です。

What(何を)
When(いつ)
Who(誰が)
Where(どこで)
Why(なぜ)
How(どうやって)

これらを計画の実行という観点から有効な順番に並び替えると以下のようになります。

Why(なぜ):この仕事は何のためにするのか?
How(どうやって):どうやって実現させるのか?
Who(誰が):誰がするのか?
What(何を):何をするのか?
When(いつ):いつまでにするのか?
Where(どこで):どこでするのか?

上司への報告や、部下への指示出しの際にもこれらを意識すると良いでしょう。
また、提案書作成の際にもこれらの5W1Hがきちんと網羅されているか、確認すると良いでしょう。


PDCA

業務やプロジェクト管理などに使います。
PDCAサイクルとも呼ばれ、常にこのサイクルをまわし続けることが重要です。

Plan(計画)
業務の設計をします。
営業に置き換えると、月の目標から逆算した「行動計画」がこれにあたります。
※行動計画に関しては過去のコラムで触れていますので、あわせてご確認ください。

Do(実行)
計画に沿って、行動します。
ここで重要なのは、当たり前ですが計画通りに行動することです。

Check(評価)
Doを振り返り、行動計画に対してうまく行ったのか、行かなかったのかを確認します。
なるべく定量的に振り返ることが重要です。

Action(改善)
Checkした結果、うまく行ったのであれば「更によくするために」、うまく行っていないのであれば「うまく行くために」どうすれば良いのかを考えます。
そして再度、Plan(計画)を行うのです。


ビジネスフレームワークのメリット・デメリット

ビジネスフレームワークは使いこなせれば大変便利なツールですが、「ツール=道具」である以上、あくまでも仕事の補佐的な役割にしか過ぎません。メリット・デメリットを理解して上手につきあいましょう。


メリット

・自分の頭の中を整理できる
・現状を客観視できる
・仕事の効率が上がる
・わかりやすい文書・資料が作れる
・説得力のあるコミュニケーションがとれる

多くの人が思考の整理ができることや、仕事に無駄がなくなるなどの時間的な効率アップを挙げています。また問題点や手順などが可視化されるので、自分にとっても他人にとっても「わかりやすい」仕事をする上でビジネスフレームワークはとても役に立つということがわかります。


デメリット

・思考が画一的になる可能性がある
・答えが見つかるとは限らない
・ビジネスフレームワークが完成した時点で思考が終わりがち
・ビジネスフレームワークの使い分けが難しい
・既存の物事の分析には強いが新規のものを生み出すことには弱い

ビジネスフレームワークを使った目的はどこにあるのか?を常に意識して作業をしないと思考が限られたものになります。本来の仕事の目的はビジネスフレームワークが完成した先にあるのです。



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まとめ

ビジネスフレームワークは優れたツールです。しかしフレームワークを使えば簡単に分析や問題解決の答えが得られるわけではありません。ビジネスフレームワークをつかい、思考した先にようやく答えが見えてくるのです。そのためにはいくつものビジネスフレームワークを実際に使いながら覚えていかなくてはなりません。

またビジネスの世界では往々にしてひらめきや直感、偶然などから大きな成果を得ることもよくあります。自分の感性も大切にしながら上手にフレームワークを取り入れていきましょう。

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