ファンを増やすメルマガの作り方と情報収集のコツ。メルマガ担当・星野に聞いてみた!
こんにちは、コラム担当のナツコです!!
メルマガの読者を増やすには、読者にとって興味のある情報を提供すること。そして、興味のある情報を引き出すために必要なのが『情報収集力』です。
というのも、私がメルマガ担当の星野さんを近くで見ていて感じたことが『情報収集力の高さ』だったんですよね。ただ表面的なことを伝えるだけではない、深みや温度感のある文章。その土台となる情報収集力のコツを大公開します!
ぜひ最後までご覧ください!
目次[非表示]
- 1.メルマガが読まれない理由は、『読者の知りたいこと』が書かれていないから
- 2.セレブリックス星野流・メルマガ作成のコツを聞いてみた
- 2.1.セレブリックス星野とは
- 3.テーマの決め方
- 3.1.メルマガのメインコンテンツを選ぶ
- 3.2.ペルソナ設計
- 3.3.ターゲットの悩みを探す
- 4.情報の探し方
- 5.その他チェックしておきたいポイント
- 6.まとめ
メルマガが読まれない理由は、『読者の知りたいこと』が書かれていないから
株式会社ベンチマークジャパンがおこなった調査によると、メルマガを解約をする理由の一位は『メルマガの内容に興味がなくなった』。なぜ興味がなくなってしまったのか…。その原因を考えてみると、企業の伝えたいことが中心になっていて、『読者が興味をもてる内容』を書けていないといったことが挙げられます。
集客のための宣伝やサービス紹介も、もちろん大切です。しかし、よほどのコンテンツ力がなければ読者に購読するメリットがないと判断され、解約されてしまいます。良いメルマガは、読者に『読む価値がある』と思ってもらえるのです。
それでは、読む価値のあるメルマガはどのように作ればいいのでしょうか。他社のイベント内で良いメルマガ例として紹介されたり、他社研修内で参考資料にされたりと、引きの強いメルマガを生み出している星野さんに作成の秘訣を聞いてみました!
セレブリックス星野流・メルマガ作成のコツを聞いてみた
星野さん:
セレブリックスのメルマガは、宣伝と役立つ情報のバランスを1:1程度に設定し、読者の『ファン化』を重きに置いています。「このメルマガを開けば、何かしら業務(営業)に役立つ情報が得られる!」と思ってもらうことが目的です。
メルマガを活用している企業が多いなかで、差別化をはかるためにもお役立ち情報を積極的に発信しています。
【メルマガ作成の流れ】
- テーマを決める
- ペルソナ設計
- ターゲットの悩み設定
- お役立ち情報を集める
- 文章化
- タイトルを決める
セレブリックス星野とは
星野桃子
セレブリックスのメールマガジン・MA・広報担当
メルマガの実績は、年間100回以上配信,平均開封率25%、クリック率5.0%以上、解約率0.15%以下。引きの強いタイトル作りが得意
Twitter / メールマガジンはこちら
テーマの決め方
テーマは、基本的に集客したいイベントや伝えたいコンテンツの内容と合わせます。メインテーマを決めたら、それに付随するお役立ち情報も決めます。
【例】
メインテーマ:イベント告知 (インサイドセールスがターゲット)
サブテーマ:インサイドセールスのお役立ち情報を入れる
メルマガのメインコンテンツを選ぶ
イベント告知
- コラム
- 事例インタビュー
- ホワイトペーパー
- セリングのときはサービス資料添付
- お役立ち情報(CVなし)
- サービスリリースのお知らせ
◆セレブリックスのイベント告知『セールスハッシュタグ』
ペルソナ設計
コンテンツに合わせて、ペルソナを決めます。ハウスリスト全体に送っているとしても、ターゲットはある程度しぼっておくのがおすすめです。個人にささりやすくなり、共感を得やすいメルマガになります。
【ペルソナ設計の例】
営業パーソン向けに発信
ターゲット1:一般職層、マネジメント層、経営層
ターゲット1-1:IS、FS、CS、マーケ、セールスイネーブルメント
ターゲットの悩みを探す
もしターゲットの職業経験が自分にあれば、本人の立場になって自分であればどんな情報がほしいと思うか考えてみます。おすすめの方法は、俳優になること。状況や環境を設定して、その人になりきってみてください。意外と悩みがパッと浮かんできたりしますよ。
経験がない場合は、経験者や顧客に対応している営業担当に聞きにいきます。その際に、困りごとや質問されることなどを確認します。
情報の探し方
メインテーマ:伝えたいコンテンツの深い情報を探しに行く
イベント集客やサービスなどの情報を書くときは、そのコンテンツについて深い情報を探しにいきます。イベント内容とメルマガ内容の乖離をふせぐためにも、詳しく調べるのがおすすめです。
例:セミナー開催の紹介
- 企画書
- 議事録
- 登壇者の情報
- 登壇者のSNS
- 登壇資料
- 共催企業のHP・サービス内容
これらを見たうえで、視聴者がほしそうな情報をピックアップしていきます。
情報は「この先が一番気になるな…」と思うところで止めて、その直後にイベントページやサービスページへ誘導するのがポイントです。また、一般的にメルマガは開いてから『7秒間』が勝負といわれているため、文章量を増やしすぎないようにしています。
【その他のポイント】
- 顧客体験向上のため、お役立ち資料を添付するときはフォームを通さないことを徹底する
- サービス資料DLでコールしたいときは、あえてフォーム通過させる
→ハードルを高く設定し、温度感の高い人にコールをかけられる
サブテーマ:社内にあるお役立ち情報を探す
最初に決めたサブテーマをもとに、お役立ち情報を探します。
- 社内共有ナレッジ
- 過去に開催したイベント内容
- 業務を通じて学んだこと
- 書籍
もし社内に情報があまりない場合は、社員が気軽に投稿できるナレッジ共有の場所をつくったり、上司や上の人に話を聞きに行ったりするのもおすすめです。
◆お役立ち情報を入れたセレブリックスのメルマガ
その他チェックしておきたいポイント
・「件名」が魅力的か
とがったタイトル(気になるコピー)で興味付けします。
→星野さんのバイブル
『売れるコピーライティング単語帖 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000』
【良いタイトル例】
- 弊社の失敗談 "暴露"
- 「売ろう」とするから、追い詰められる
- ●●様は顧客に会えていますか?
- 研修側の自己満足はもう「終わり」
◆セレブリックスのタイトル例:「売ろう」とするから、追い詰められる
・「イベント開催」「コラム公開」など、告知の単語を冒頭に入れない
・キャッチーな言葉は冒頭にもってくる
最初のインパクトワードが大事です。引きのあることばは後ろではなく、前にもってくるとよいです。
・ひとりで決めない
タイトルやキャッチコピーで悩んだときは、ひとりで悩まず、毎回メンバーや上司と壁打ちをしています。
・メルマガの個性、オリジナリティを出す
セレブリックスのメルマガは、淡々とした文章ではなく『温度感を文章で表現すること』を意識しています。イメージとしては、ひとりひとりの読者へ手紙で想いを伝えるような文章です。どのように個性をだすか考えるときは、会社の魅せたいイメージとリンクさせてみるのがおすすめです。
◆セレブリックスの例
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました!
これまでのおさらいです。
- メルマガが読まれない理由は、読者の知りたいことが書かれていないから
-
テーマを決める
- コンテンツを選ぶ
- ペルソナ設計
- ターゲットの悩みを探す
-
情報の探し方
- メインテーマ:伝えたいコンテンツの深い情報を探しに行く
- サブテーマ:社内にあるお役立ち情報を探す
-
その他チェックしておきたいポイント
- 「件名」が魅力的か
- 「イベント開催」「コラム公開」など、告知の単語を冒頭に入れない
- ひとりで決めない
- メルマガの個性、オリジナリティを出す
- キャッチーな言葉は冒頭にもってくる
ぜひセレブリックスのメルマガも参考にしてみてくださいね!
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