営業代行とは?メリットや費用相場、利用シーンなど営業代行の基本を徹底解説!
「営業代行とは何か知りたい」「似ているサービスとは何が違うの?」
この記事にたどり着いた方はそんな疑問をお持ちではないでしょうか?
この記事では、25年以上営業代行サービスを提供しているセレブリックスが、営業代行の基礎知識から人材について、営業派遣との違い、営業代行の支援内容まで幅広く解説します。営業をアウトソーシングするときに気になる「人材」のこと、どのような流れで営業代行はスタートするのかなど、営業代行を導入するにあたって気になるポイントもまとめました。
あわせてお読みください
営業代行をお探しなら「営業代行会社30社比較表と質問リスト」をぜひご活用ください。比較表は各社の支援領域や報酬形態、最低契約期間などをまとめた表で、お好きな項目をフィルターで簡単に抽出可能です。また、営業代行会社に問い合わせする際にどんなことを聞いておけばいいのかがわかる質問リストも掲載しています。
目次[非表示]
- 1.営業代行の基礎知識
- 1.1.営業代行とは?
- 1.2.営業を代行するのはどんな人材?
- 1.3.営業代行の利用シーン3パターン
- 2.営業代行の費用相場
- 3.営業代行のメリット
- 3.1.売上の向上が期待できる
- 3.2.効率化へつながる
- 3.3.コスト削減を目指せる
- 4.営業代行と営業派遣の違い
- 4.1.違い①指揮命令権
- 4.2.違い②費用相場
- 4.3.違い③ノウハウ
- 4.4.違い④契約形態
- 4.5.営業代行と営業派遣で迷ったときの選び方のポイント
- 5.営業代行会社が支援できる領域
- 5.1.支援領域①戦略設計
- 5.2.支援領域②インサイドセールス
- 5.3.支援領域③フィールドセールス
- 5.4.支援領域④カスタマーサクセス
- 5.5.支援領域⑤リードナーチャリング
- 6.おすすめの営業代行会社10選
- 6.1.1.株式会社セレブリックス
- 6.2.2.インプレックス アンド カンパニー株式会社
- 6.3.3.株式会社ウィルオブ・ワーク
- 6.4.4.カクトク株式会社
- 6.5.5.株式会社GrandCentral
- 6.6.6.株式会社コンフィデンス
- 6.7.7.株式会社スタジアム
- 6.8.8.スマートキャンプ株式会社
- 6.9.9.SALES ROBOTICS株式会社
- 6.10.10.ブリッジインターナショナル株式会社
- 6.11.全国の営業代行会社リスト
- 7.営業代行サービス開始までの流れ
- 8.わたしたちセレブリックスが考える『戦略的営業代行』
- 9.最後に
営業代行の基礎知識
まずは、営業代行の概要をざっくり知っていただくために基本的な情報を3つの観点から解説します。
- 営業代行とは何か、
- どんな人材がアサインされて、営業をするのか
- どんな場面で利用されているサービスなのか
ひとつひとつ見ていきましょう。
営業代行とは?
営業代行とは、文字通り営業活動を代行する行為ですが、わかりやすくひと言で表現するなら『営業活動をまるっと依頼できるサービス』です。営業代行会社が貴社の専属担当者として営業部隊をつくり、商品やサービスを提案します。架電では貴社の一員して貴社名を名乗り、商談時には貴社の名刺をもって営業をしていく、というイメージです。貴社へ常駐して営業活動することもあれば、非常駐で支援する場合もあります。
営業代行といっても、営業活動の一部分のみを代行するサービスを提供している会社もあれば、リード獲得や商談など営業活動のすべてを代行できる営業代行会社もあり、支援できる範囲はそれぞれ異なります。
営業を代行するのはどんな人材?
プロジェクトにて営業を代行するメンバーは、主に4種類の契約形態の社員に分かれます。
- 営業代行会社の正社員
- 営業代行会社が契約している契約社員
- 営業代行会社が契約している派遣社員
- 営業代行会社が契約している業務委託社員
雇用形態の割合は企業によってさまざまです。
セレブリックスの場合は、納品メンバーの約60%が正社員で構成されています。企業によってはマネジメント職のみ正社員で採用し、派遣社員の割合が多い営業代行会社もありますが、正社員でないからといって営業スキルが低いとは限りません。営業代行会社の教育環境によって大きく左右されます。
営業代行の利用シーン3パターン
営業代行を利用する企業さまは、リソース不足という状況で営業代行サービスの検討を始めますが、リソース不足に至るパターンはさまざまです。今回は3つのパターンを例にしてご紹介します。
営業代行の利用パターン①「エンタープライズ領域の企業と質の高い接点を増やしたい」
営業代行の利用パターン一つ目が、エンタープライズ領域の企業と質の高い接点を増やしたい場合です。例えば、まだリソース不足でアポイントの獲得から商談~受注まで全て同じ営業パーソンが行っていて、アポイントの獲得に時間がさけず、商談化する案件が少ないという場合です。インサイドセールスは営業代行会社に依頼し、フィールドセールスは自社で注力することによって、効率的にPDCAを回すことができます。
私は『ビジネスパートナーとして信頼できる相手を選ぶ』ことがとても大事だと思っています。行動量もですが、セレブリックスさんはスピード感をもってコンスタントにPDCAを回すところと、曖昧にしている部分を蔑ろにしないところが本当に素晴らしいと思っているので、これから営業アウトソーシングを検討される方もこのような観点で検討されると良い結果に繋がるのではないかなと思います。
引用:株式会社ZENKIGEN 宮村様
「エンタープライズ領域の企業と質の高い接点を増やしたい」課題を解決した事例はこちら
営業代行の利用パターン②「事業のPMFを目指している」
営業代行の利用パターンふたつ目が、PMFを目指している場合です。例えば、限りあるターゲット数のなかで多くのシェアを取りに行きたいとき。キーパーソンとの継続的なコミュニケーションをとってリードナーチャリングの活動もしてほしい。営業代行を活用いただければ、ナーチャリング活動も含めた営業活動で顧客との長期的な関係性の構築も実現します。
インサイドセールスは、マーケティングとフィールドセールスの間にいる調整役なので、上手くいかないときに他責にしやすい、言い訳のしやすいポジションだと思っています。ですが、インサイドセールスという業務範囲で成果を出すために、いい意味で自責の念を持ってすべてやり切ってくれるので、非常に助かりました。
引用:メダップ株式会社 西海様
「事業のPMFを目指している」インサイドセールスの課題を解決した事例はこちら
営業代行の利用パターン ③「休眠顧客の掘り起こしをしたい」
営業代行の利用パターンみっつ目が、休眠顧客の掘り起こしをしたい場合です。
例えば、情報収集段階や少し様子を見たいといった顧客データが多く貯まっていているものの、接触できていない場合、営業代行を活用いただくことで、これまで当たり切れていなかった顧客にも効率的にコミュニケーションをとることが可能です。
営業代行を選ぶ軸については、まずその企業の窓口となるセールスの方を必ず見た方が良いです。セールスとして外に出てくる人は、内勤で働く人の上長であったり内勤を経験した後にセールスに転身している方が多いのかなと思っています。そういった方々と意思疎通がしやすいか、本当にこの人たちと働くことによって事業が伸びそうかといったところは絶対に確認した方が良いと思います。
「休眠顧客の掘り起こしをしたい」課題を解決した事例はこちら
これらは全て弊社で実際に支援させていただいた事例から抜粋したものです。
その他の事例集はこちらをご覧ください。
営業代行の費用相場
営業代行の料金体系は大きく「固定報酬型」「成果報酬型」「複合型」の3つに分けられます。本項目では、【営業プレイヤーを月に1名、商談のアポイント獲得を依頼した場合の月額相場】をお伝えします。
固定報酬型
営業代行サービスの「固定報酬型」とは、提供される営業活動に対して、成果に関わらず毎月一定の金額を支払う料金体系です。営業成果に関係なく料金が固定されているため、企業は決められた予算内で安心して依頼できます。
固定報酬型の一般的な相場は月額110万円から190万円(税抜)です。費用の内訳は以下の通りです。
■営業プレイヤーを月に1名、商談のアポイント獲得を依頼した場合の月額相場
月額 |
110万円~190万円(税抜) |
|
内訳 |
人件費 |
60万円~90万円 |
初期費用 |
50万円~100万円 |
固定報酬型の料金は、基本的に人件費として稼働人数1名あたりの価格が設定されています。稼働する営業の人数によってはボリュームディスカウントが適用されることもありますので、問い合わせ時に確認してみてください。
初期費用は営業代行会社によって異なり、「営業戦略/戦術の策定」や「営業ツール(リストやトークスクリプト)の作成」といった営業の事前準備が含まれるかどうかで差が生じます。
成果報酬型
成果報酬型は、営業代行会社が獲得した成果の数に応じて料金が発生する料金形態です。実際に獲得したアポイントや契約の数に基づいて料金が決まるため、成果が出た分だけ費用が発生します。成果が出なければ、もちろん料金は発生しません。
成果報酬型の費用相場は、以下の通りです。
■営業プレイヤーを月に1名、商談のアポイント獲得を依頼した場合の月額相場
月額 |
アポイント獲得件数につき 15,000円~50,000円(税抜) |
成果報酬額は、業種・業界、営業の難易度などによって変化します。もし、希望の成果報酬額があれば、問合せの時点で伝えると良いでしょう。
また、成果報酬型は費用を抑えられるイメージがありますが、営業ツールの準備やリスト作成など初期費用が発生することがありますので注意しましょう。
複合型
複合型とは、固定報酬型と成果報酬型を組み合わせた料金形態です。成果報酬をメインとしている場合が多く、実費程度の固定料金+成果報酬というケースが多く見られます。
複合型の費用相場は以下の通りです。
■営業プレイヤーを月に1名、商談のアポイント獲得を依頼した場合の月額相場
月額 |
20万円~50万円(税抜)+アポイント獲得分の成果報酬額 |
|
内訳 |
人件費 |
20万円~50万円 |
初期費用 |
15,000円~50,000円 |
固定費用で基礎的な営業活動をカバーしつつ、成果に応じた報酬でインセンティブを与えるため、リスクを分散できます。
営業代行サービスの営業フェーズ別の費用相場やセレブリックスに依頼した場合の費用イメージは下記の記事をご覧ください。
営業代行のメリット
営業代行を活用するメリットは大きく分けて3つです。
- 売上の向上が期待できる
- 効率化へつながる
- コスト削減を目指せる
ここからは、営業代行のメリットを解説していきます。
売上の向上が期待できる
営業代行を活用することで売上の向上を目指すことが可能です。自社の営業活動にプラスして、営業代行会社も営業活動をおこなうため、全体の行動量を増やすことができます。行動量を増やすことができれば、売上につながる成果を増やせる可能性が高まります。
売上につながる成果の例
- アポイント数
- アポイント率
- 受注数
- 受注率
- サービス利用率や継続率
- アップセル、クロスセル
※営業代行会社によって対応領域は異なります
「アポイント数」は単純に行動量を上げることで増やせますが、「アポイント率」や「受注率」の向上は属人的になりやすく、一定の営業ノウハウがなければ成果に大きな差が出やすくなります。「率」を向上させるには、ターゲットを見定める「事前準備」と、顧客に合わせたトークスクリプトのブラッシュアップが重要です。
過去に弊社が支援させていただいたプロジェクトでは、支援期間5ヵ月でコールアポイント率を0.7%から5.4%まで引き上げることに成功しました。
成功の要因は「コールの権威付け」です。PEST分析を通して情報収集をおこない、情報をスクリプトに落とし込みながらブラッシュアップを加えていきました。
効率化へつながる
営業代行を活用することで、営業活動を効率化できます。単純にリソース不足を補えるだけでなく、
- 自社では見込めなかった企業にもアプローチできる
- 新規開拓のスピードを早められる
- 自社の社員とアウトソーシングで対応領域を分けることができる
- 営業パーソンを増やしたり減らしたりできる
といったメリットもあるため、さまざまな側面で効率化につなげられます。
■自社の社員とアウトソーシングで対応領域を分ける例
引用:事例記事「社員とアウトソーサーの業務を棲み分け、社員がコア営業に集中できる状態を実現」
領域を分けるパターンはいくつかありますが、よくある例は以下です。
- 営業代行でインサイドセールス、自社で商談
- 営業代行でリード獲得、営業は自社
- 受注まで自社、カスタマーサクセスは営業代行
自社で対応する領域を明確に分けることで、目の前の課題により注力できます。
また、アウトバウンドやABMなどの新たな営業手法を試したいときや、新規商材が売れるのかテストしたい場合でも営業代行はおすすめです。事前に検証することによって、今後リソースをさらに増やすすべきなのか、それとも商品の改善を優先すべきなのかが明確になります。
営業代行を使って事前に検証をすることで、ある程度成果がわかったうえで今後どの程度リソースを自社で確保すれば良いか目安がわかります。
コスト削減を目指せる
採用コストを抑えて人材を確保できる可能性が高いです。 コストとは主に採用コストと教育コストです。近年、人材不足の影響もあり採用コストは増加傾向にあります。
下記の表に、採用するまでに発生する費用イメージを4つのカテゴリーでまとめてみました。
人材紹介 |
紹介フィーの相場は理論年収の35%のケースが多い |
求人広告 |
・「掲載期間×掲載プラン+オプション」で価格が決まる
|
ダイレクトリクルーティング(スカウト) |
・「データベース利用料(基本料金)+成果報酬型」になっているケースが多い 85万(データベース利用料)+75万円(成果報酬)=160万円 |
リファラル |
紹介のお礼金として社員に数万~数十万を支払うケースがほとんど(金額は会社によって異なる) |
参考:「マイナビ 中途採用状況調査2023年版(2022年実績)」
営業代行を活用することで、採用コストをかけることなく人材を確保できます。
また、営業代行はマネジメントも営業代行側でおこなうため、営業を教育する時間も最小限に抑えられるでしょう。営業代行を選ぶ際は、営業メンバーのスキルが一定保たれるような教育がおこなわれているかという点に注意が必要です。そうでなければ、いくら人材を確保してもよりよい成果を安定的に出すことができません。
例えば弊社では、若手層を早期育成するための研修を実施しています。
弊社独自の営業ノウハウ「顧客開拓メソッド」を使用し、理論と実践を組み合わせて学びます。とくに「実践」部分を充実させることで、営業未経験やスキルがまだ足りない営業パーソンでも「わかる」から「できる」を実感しやすい環境を整えています。営業代行を選ぶ際は、人材育成でどのような工夫をしているかに注目すると良いでしょう。
営業代行のメリットは他にもたくさんあり、ここでは語り切れません。下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
営業代行と営業派遣の違い
営業代行と営業派遣の違いは、以下の4つです。
営業代行 |
営業派遣 |
|
指揮命令権 |
業務委託元 |
発注元 |
費用相場 |
例:固定報酬の場合、3名 |
例:派遣:時給2,000円ほどと仮定した場合 |
ノウハウ |
独自のノウハウを持っている場合がほとんど |
派遣会社にはノウハウがない場合が多いため、発注側のノウハウが必要になる |
契約形態 |
業務委託契約。数か月や数年など、プロジェクト単位での契約となる |
派遣。時給、月給での契約。ひとりずつ契約可能 |
営業代行でも営業派遣でも、人材の能力差がある程度発生することは前提として、その他で考えられる違いについて上記の4つに触れていきたいと思います。
違い①指揮命令権
ひとつは指揮命令権の違いです。
派遣会社の場合は、指揮命令権が派遣先である『発注元』にありますので、派遣された営業パーソンのマネジメントは発注側で行わなければなりません。そのため、営業業務の細かいところを自社のやり方で管理したい、長期的に育成していきたい場合は営業派遣がおすすめです。
業務委託の場合は、業務委託元に指揮命令権がありますので、営業代行会社側のマネジメント力や経験によって成果が変わります。メリットはマネジメント工数を削減できること、マネジメント人材を用意する必要がないことです。営業業務は完全にお任せしたい、マネジメント人材に工数の余裕がないときには営業代行がおすすめです。
違い②費用相場
もうひとつの違いは、費用相場です。
営業代行は支援範囲が広いため、「架電だけでなく商談も依頼したい」といった場合でも追加して依頼することができます。(支援範囲は営業代行会社によって異なります)
派遣スタッフは個々の能力によって営業の成果が大きく左右されるため、これがリスクになる可能性があると言えます。しかし派遣は、比較的単価を安く抑えることができますので、「誰がやっても売れる仕組み」がすでに作り上げられているのであれば、費用対効果に優れた営業活動を実現できるでしょう。
違い③ノウハウ
営業代行と営業派遣の違い3つ目は、ノウハウの有無です。
営業代行であれば、これまで支援してきた経験からある程度仕組み化されたノウハウを持っています。そのノウハウを使ってメンバ-育成をしているため、より効果的な営業活動を行うことができるのです。一方の営業派遣では、派遣会社には営業ノウハウを持っているところは少ない可能性が高く、派遣先となる発注側のノウハウが必要になります。
すでに自社で営業活動がある程度成功し、派遣社員にノウハウを伝えられる状態になっていれば、営業派遣という選択も良いでしょう。営業ノウハウはなく成果を出せる人と出せない人に差が出てしまっている、発注側で工数をかけることなく営業活動を依頼したいという場合であれば、営業代行の活用がおすすめです。
違い④契約形態
営業派遣と営業代行の違い4つ目は、契約形態です。
営業派遣の場合は「派遣」という契約になりますが、営業代行は「業務委託契約」という契約形態になります。この2つがどのように違うのかと言うと、労働を対価とするか、成果物を対価とするかの違いです。
営業代行 |
営業派遣 |
|
契約形態 |
自社と受託会社で「業務委託契約(請負・委任・準委任)」を結ぶ |
人材派遣は自社と人材派遣会社(派遣元)で「労働派遣契約」を結ぶ |
対価の対象 |
成果物:コール数や商談数など、事前に取り決めた内容。成果物の質によっては責任を問われる |
労働時間 |
参考:HRナレッジライン:人材派遣と業務委託の違いとは?それぞれの特徴とメリット、活用方法を紹介
営業代行と営業派遣で迷ったときの選び方のポイント
営業代行と営業派遣、それぞれ特徴が異なるためどちらを選ぶべきか迷ってしまうかもしれません。プロジェクトや営業活動の内容によって一概には言えませんが、一つの選別方法として、
- 営業戦略や営業ノウハウの機能も必要になるか
- 人的リソースだけを補填できれば良いか
上記の2択で判断するのが良いのではないかと思います。
営業代行の強みが発揮されるケース |
営業派遣の強みが発揮されるケース |
---|---|
・営業難易度が高いもの |
・安価に済むことが多い ・営業のやり方が完全に決まっている、誰がやってもある程度成果は一緒という場合 |
ここからは、営業代行が領域ごとにどんな支援をしているのかご紹介します。
営業代行会社が支援できる領域
営業代行の支援範囲は多岐にわたります。「インサイドセールスのみ」というように一部を請け負っている営業代行会社もあれば、一気通貫でどの営業プロセスでも依頼可能な営業代行があります。営業代行会社が支援できる領域は以下のとおりです。
- 戦略設計
- インサイドセールス
- フィールドセールス
- カスタマーサクセス
- リードナーチャリング
それぞれどのような支援を行っているのか、あくまで弊社の支援している内容にはなりますが解説いたします。
支援領域①戦略設計
営業代行が支援できる領域の一つ目が、営業組織の戦略設計部分です。市場調査を行い、「自社商材を売るべきターゲット」をある程度絞り込みます。市場調査を実施した上で、ターゲットにどのような訴求ポイントやトークが刺さるのかなどを設計していきます。
戦略設計を単体で依頼するというよりは、「コンサルティング支援」や「テストセールス支援」「マネジメント支援」といったサービスに含まれていることが多いです。また、少数派ではありますが弊社のように「インサイドセールス代行」「フィールドセールス代行」の代行プランでも戦略設計部分から支援可能な営業代行会社もあります。
説明だけではあまりイメージが湧かないと思うので、弊社の例にはなりますが、戦略設計支援においてどのような調査をしているのか内容を一部ご紹介します。
①貴社の商材についてヒアリング
②事前調査(マーケットリサーチ)
・PEST分析
・3C分析
・SWOT分析
・クロスSWOT分析
下の画像は、実際に弊社セレブリックスが納品している調査資料の一部をまとめたものです。市場調査や仮説構築など、複数のフレームワークを使用して分析していきます。分析結果をもとに、メインターゲットやキーマン、想定ニーズを設計します。
そして、ターゲットに刺さるトークを検討しながらトークスクリプトに組み込んで営業ツールを作成していきます。
「なかなかアポにつながらない」「アポ獲得できても受注につながらない」このような状況は、営業テクニックよりも戦略設計部分を見直すことで大きく成果が改善する場合があります。なかなか改善策が見つからない場合は営業代行へ依頼を検討してみると良いでしょう。
支援領域②インサイドセールス
営業代行が支援できる領域のふたつ目は、インサイドセールスです。電話対応やメール対応といった、非対面の営業を代行します。多くの営業代行会社が、リード精査やターゲットリストの作成から対応可能です。アポ獲得まで代行できる企業もあれば、アポ獲得から一次商談、クロージングまで幅広く対応できる企業もあります。
インサイドセールスの支援範囲
そして、あくまで弊社の場合にはなりますが、インサイドセールス代行の支援内容は以下のとおりです。参考までにご覧ください。
- ターゲット選定
- ターゲットリスト作成
- ヒアリング資料作成
- トークスクリプト作成
- アポイント(架電、メール)
- 資料作成
- 一次商談(オンライン・オフライン)
- フォロー
※営業代行会社によって支援内容は異なります。
正直に言ってしまうと、支援内容はどこの営業代行会社もほとんど変わりません。
最終的に「営業代行に依頼したい!」となれば、もちろん営業力が高いインサイドセールス代行会社に頼みたいですよね。しかし、「どのようにして『営業力が高い』ことを調べたら良いのだろうか…」と疑問に思うのではないでしょうか。インサイドセールス代行会社の営業力の高さを確認するポイントのひとつに、「営業ツールの質」があります。
例えば、下の図は弊社が作成しているトークスクリプトのサンプル画像です。
もちろん作成するのは一通りだけではありません。ここから質問の数に合わせて切り返しの回答を設定し、何度もブラッシュアップを重ねます。初稿で完成することはなく、平均5.1回にわたりアップデートを繰り返していきます。 (※プロジェクト3か月内の場合)
これまで成果を出してきたトークも参考にしながら、言い回しや表現ひとつひとつのテストを繰り返し行っていくのです。このように「どのようにして営業ツールを作成していくのか」「成果を出せる仕組みが組織として備わっているのか」を確認することで、営業力の高さを知ることができます。
支援領域③フィールドセールス
営業代行会社の支援領域の3つ目は、フィールドセールスです。非対面・対面の商談(クロージング)を代行します。訪問商談、またはオンライン商談にて、お客様の課題に合った提案をプレゼンテーションし、受注獲得を目指します。
フィールドセールス代行の支援範囲
フィールドセールス代行の一般的な支援内容は以下のとおりです。
- トークスクリプト作成
- 提案資料作成
- 商談(対面、非対面)
- 結論回収
- フォロー
※営業代行会社によって支援内容は異なります。
フィールドセールス領域を依頼するにあたって重要なのは、『課題設定力』の高い営業パーソンに依頼できるのか、という点です。商談でお客様と対話を重ねるなかで、隠された課題や懸念点を見つけるのは簡単なことではありません。
営業代行を探すときは、以下のポイントに注目すると良いでしょう。
- 営業代行会社で『課題設定力』を高めるノウハウを仕組化しており、誰が担当になっても一定のスキルを見込めるのか
- 過去の事例や、担当してくれる営業パーソンの過去の実績を見ることができるか
セレブリックスでは商談検証を実施し、課題設定力を高めるために必要なノウハウを言語化しました。以下の図は、課題を設定するまでに必要な3つのステップです。
上記の3つのステップを通じて、7つの事実を確認していきます。
このように属人化しがちなノウハウを言語化することで、営業代行会社に在籍する営業パーソンが効率的にスキルアップできる環境を用意しています。過去の事例や実績と合わせて、具体的なノウハウをもっているかどうかを確認しましょう。
ファクトファインディングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
支援領域④カスタマーサクセス
営業代行が支援できる領域4つめは、カスタマーサクセスです。基本的には、発注元の企業の社員と同様に各企業の専属担当として数十社受け持ち、活動をします。
「サービスをうまく活用できない」そんな不満から解約してしまう流れを回避すべく、サービス導入後からお客様に使い続けてもらうためのさまざまな施策を代行します。
カスタマーサクセス代行の支援範囲
カスタマーサクセス代行の一般的な支援内容は以下のとおりです。
・オンボーディング(早く使い慣れてもらうための研修、説明会)
・継続的な顧客サポートの実施
・効果検証、改善案の提示
・アップセルやクロスセルの提案
・リテンション戦略の実施(顧客向けのプログラムや特典の提供など)
・マーケットスコア、ヘルススコアの作成
※営業代行会社によって支援内容は異なります。
上記の内容を全て一気通貫で支援することもあれば、一部を支援することもあります。また、営業代行会社が第三者の視点でプロダクトや組織についてフィードバックすることも可能です。
カスタマーサクセスの代行会社を選ぶポイントは2つあります。ひとつは支援事例が豊富であること。もうひとつは「営業」や「カスタマーサクセス」の支援を全面に打ち出している会社かどうかです。なぜなら、カスタマーサクセス業務に必要なスキルは、すべて営業業務を通して身につけられるスキルだからです。
カスタマーサクセス業務に必要なスキル | |
確動性 |
ミスや漏れがない。PC リテラシー、スケジュール管理力も重要 |
理解力 |
プロダクト自体やお客様自身を熟知 ベースとして探求心、学習欲がある |
コミュニケーションスキル |
結論から端的に。余計な説明をしない |
ヒアリング、課題発見スキル |
お客様の導入目的など漏れなく聞き出し、深堀りする。課題の明確化 |
マネジメントスキル |
お客様を管理し、正しい方向へ導く |
カスタマーサポート支援会社の人材が得意とする、コミュニケーション能力や確動性の高さというスキルに加えて、営業力や顧客マネジメント力の高い人材が多い、営業やカスタマーサクセス支援を全面的に訴求している代行会社を選ぶことで、より高い成果創出を期待できます。
また、もし将来的に代行に依頼する領域をカスタマーサクセスだけでなくフィールドセールス等にも広げていきたいとなった場合は、営業支援範囲が広い代行会社に依頼することをおすすめします。最初に特定の領域を依頼して成果が出た場合、その人材を別領域にコンバートすることで別領域も早期に実績を出せる可能性が高いからです。
支援領域⑤リードナーチャリング
営業代行会社が支援できる領域5つ目は、リードナーチャリングです。お客様に代わって継続的な発信を実施し、接点のある顧客との新しい商談機会を創出します。リードナーチャリング領域に対応している営業代行会社は少数派です。
リードナーチャリング代行の支援領域
下記はリードナーチャリング代行の一般的な支援内容の一例です。
- データベースの構築
- 接点構築
- メルマガ、電話、DM、セミナー、SNSなど
- 顧客プロファイルに基づいてキャンペーンを実施
※営業代行会社によって支援内容は異なります
リードナーチャリング代行を選ぶときのポイントは、以下の2点です。
- マーケティング、コンテンツ作成に強い代行会社か
- 資料ダウンロードや問い合わせなどコンバージョンを見据えたコンテンツ制作ができるか
- 顧客分析に強い代行会社か
どれだけ良いコンテンツを作れても、目的としている集客や資料ダウンロードにつながらなければ意味がありません。目的から逆算して顧客の興味・関心事に合わせたコンテンツ制作ができる代行会社を選ぶと良いでしょう。
あわせてお読みください
営業代行をお探しなら「営業代行会社30社比較表と質問リスト」をぜひご活用ください。比較表は各社の支援領域や報酬形態、最低契約期間などをまとめた表で、お好きな項目をフィルターで簡単に抽出可能です。また、営業代行会社に問い合わせする際にどんなことを聞いておけばいいのかがわかる質問リストも掲載しています。
おすすめの営業代行会社10選
ここからは、弊社がおすすめする営業代行会社を10社ご紹介します。営業プロセス関係なく一気通貫で支援可能な営業代行会社で、webサイトに具体的な事例が掲載されている企業を厳選させていただきました。
※50音順
※2023年12月1日時点で各社のwebサイトに掲載されている情報をまとめて記載しております。掲載させていただいた企業様で、内容の修正等ご要望があればご遠慮なくご連絡ください。
1.株式会社セレブリックス
対応可能領域 |
市場調査/営業戦略・戦術立案/営業ツール作成 |
事例・実績数 |
1,200社、12,000サービス |
設立 |
1992年3月 |
事例掲載されている業種・業界 |
IT/インターネットサービス/システム開発・運用/セキュリティ/セキュリティ・コンサルティング/ソフトウェア開発/デジタルマーケティング/ビジネスカード管理サービス/教育/情報サービス/情報セキュリティ/人材サービス/人材派遣・紹介/人事・労務/イベント・プロモーション/オフィス機器・ソリューション/広告・マーケティング/商社/人材サービス/広告・メディア/不動産・賃貸 など |
公式URL |
最初に弊社の紹介をさせてください。
戦略設計から受注獲得、その先のカスタマーサクセスまで、お客様の課題に応じた支援が可能です。1998年の創業時から25年以上営業代行をメインに活動してきました。他社とは異なる、わたしたちセレブリックスの強みは以下の2点です。
- 成果の出たスクリプトや洗練された営業資料など、明日から使える営業ツールの共有
- 受注を見据えた質の高いターゲットリストを提供
詳しくは支援事例集をご覧ください。セレブリックスの営業支援サービスについて、「支援範囲一覧」「競合との違い」「事例インタビュー」など、概要をまとめた資料です。
2.インプレックス アンド カンパニー株式会社
対応可能領域 |
市場調査/営業戦略・戦術立案/営業ツール作成 |
事例・実績数 |
400社 2,000商材 |
設立 |
2010年 3月 |
事例掲載されている業種・業界 |
IT/インフラ/広告/飲食 など |
公式URL |
市場調査から受注獲得まで、営業活動を一気通貫での依頼が可能です。
特定のフェーズを依頼したいときはもちろんのこと、「接点も縁もない地域へ進出したいがどう営業していけばよいかわからない」そんな場合に話を聞いてみても良いかもしれません。これまでに400社2,000商材の営業支援実績があり、中でも広告、IT・インフラ、飲食業界で成果を出しているようです。
※参照元:インプレックス アンド カンパニー(株)「事例紹介」(https://www.imprexc.jp/case/)
3.株式会社ウィルオブ・ワーク
対応可能領域 |
市場調査/営業戦略・戦術立案/営業ツール作成 |
事例・実績数 |
2,800社以上 |
設立 |
1997年1月29日 |
事例掲載されている業種・業界 |
ITサービス/デリバリー など |
公式URL |
株式会社ウィルオブワークが提供している営業代行サービス「セイヤク」は、BtoB特化の営業代行・支援をしており、市場調査から受注獲得、その先のカスタマーサクセスまで依頼可能です。
人材業界大手ならではのメソッドを活用し、エリアや業界を問わず専門の営業チームを構築可能です。特定のフェーズを依頼したいときはもちろんのこと、「社内に営業組織が存在なく、営業ノウハウもない」そんな場合に話を聞いてみても良いかもしれません。
※参照元:(株)ウィルオブ・ワーク 「セイヤク」サービスページ(https://willof-work.co.jp/corp/service/seiyaku/)
4.カクトク株式会社
対応可能領域 |
市場調査/営業戦略・戦術立案/営業ツール作成 |
事例・実績数 |
2,000社以上 |
設立 |
2016年2月2日 |
事例掲載されている業種・業界 |
IT/ソフトウェア開発/オフィス機器・ソリューション など |
公式URL |
カクトクは、1.4万人の営業フリーランス、600社以上の営業代行会社のデータベースの中から最適な人材を提供するマッチングプラットフォームです。市場調査から受注獲得まで、営業活動を一気通貫で依頼が可能です。
3,000社を超える支援実績があり、東証一部上場企業から外資系企業、スタートアップ企業まで、IT、AI、新進気鋭のサービスを中心に幅広い業界に対応しています。
※参照元:カクトク(株) 「事例」(https://kakutoku.jp/lp/client/case)
5.株式会社GrandCentral
対応可能領域 |
市場調査/営業戦略・戦術立案/営業ツール作成 |
事例・実績数 |
150社以上 |
設立 |
2021年 |
事例掲載されている業種・業界 |
IT/金融サービス/オフィス機器・ソリューション |
公式URL |
株式会社Grand Centralは、新規開拓を得意とした営業代行会社です。
市場調査から受注獲得まで、営業活動を一気通貫で依頼が可能で、セールスとコンサルティングを合わせた「セールスコンサルティング」を提供しています。設立からわずか2年で既に150社以上の支援実績があり、大手上場企業からスタートアップ企業まで、企業規模・業界問わず対応しています。
※参照元:(株) Grand Central 「お客様の声」(https://grandcentral.jp/hp/eigyou/#sec-interview)
6.株式会社コンフィデンス
対応可能領域 |
市場調査/営業戦略・戦術立案/営業ツール作成 |
事例・実績数 |
1,000社以上 |
設立 |
1998年(平成10年)7月28日 |
事例掲載されている業種・業界 |
IT/web/サービス/製造 など |
公式URL |
株式会社コンフィデンスは、1998年創業の営業代行会社です。
総取引社数は約1,000社。IT・web、サービス業等を中心に実績があります。インサイドセールスとして、市場調査から受注獲得まで、営業活動を一気通貫で依頼が可能です。「アポイントは取れているが、質が低く、商談化しにくい」そんなお悩みがある方は相談してみると良いかもしれません。
※参照元:(株)コンフィデンス「会社概要」(https://confidence.co.jp/company/profile/)
7.株式会社スタジアム
対応可能領域 |
市場調査/営業戦略・戦術立案/営業ツール作成 |
事例・実績数 |
150社以上 |
設立 |
2012年8月30日 |
事例掲載されている業種・業界 |
IT/人材管理・労務管理ソフトウェア/教育・出版 など |
公式URL |
株式会社スタジアムは、2012年に設立した「BtoB」×「IT商材特化」を強みとしている営業代行会社です。
対応範囲としては、市場調査から受注獲得、その先のカスタマーサクセスまで幅広く依頼できます。IT・Saas系商材の支援割合が高く、98.4%を誇ります。ITリテラシーが高い人材をお探しの方におすすめです。
※参照元:(株)スタジアム「セールスパートナーズ」サービスLP
(https://sales-outsourcing.stadium.co.jp/)
8.スマートキャンプ株式会社
対応可能領域 |
市場調査/営業戦略・戦術立案/営業ツール作成 |
事例・実績数 |
200社、350プロジェクト以上 |
設立 |
2014年6月4日 |
事例掲載されている業種・業界 |
IT/ソフトウェア開発/モバイルソリューション/金融サービス |
公式URL |
スマートキャンプ株式会社は、2014年に設立されたインサイドセールス領域専門の営業代行会社です。
市場調査から受注獲得、その先のカスタマーサクセスまで依頼可能です。これまでに200社350プロジェクト以上の実績があり、SaaS企業におすすめしたいインサイドセールス代行No.1にも輝いています。
※参照元:スマートキャンプ(株)「ベイルズ アウトソーシング」サービスページ
(https://bales.smartcamp.co.jp/)
9.SALES ROBOTICS株式会社
対応可能領域 |
市場調査/営業戦略・戦術立案/営業ツール作成 |
事例・実績数 |
1,000社、2,000商材以上 |
設立 |
2004年11月25日 |
事例掲載されている業種・業界 |
IT/ソフトウェア開発/AIソリューション/クラウドソリューション/ソフトウェア開発・コンサルティング/ソフトウェア開発・システムインテグレーション/IT・金融サービス/PR・マーケティング/不動産・建設・設備管理 など |
公式URL |
SALES ROBOTICS株式会社は、2004年に設立されたインサイドセールスに特化した営業代行会社です。市場調査から受注獲得、その先のカスタマーサクセスまで依頼可能です。1,000社、2,000商材以上の支援実績があり、ベンチャーから上場企業まで幅広く対応しています。
※参照元:SALES ROBOTICS (株)事例ページ(https://salesrobotics.co.jp/case/?inside-sales)
10.ブリッジインターナショナル株式会社
対応可能領域 |
市場調査/営業戦略・戦術立案/営業ツール作成 |
事例・実績数 |
300社以上 |
設立 |
2002年(平成14年)1月8日 |
事例掲載されている業種・業界 |
IT/データ管理/コラボレーションソリューション/電子機器・通信機器/教育サービス/建設機器メーカー など |
公式URL |
ブリッジインターナショナル株式会社は、2002年に設立されたインサイドセールスに特化した営業代行会社です。市場調査から受注獲得、その先のカスタマーサクセスまで対応可能です。インサイドセールス代行会社として早期にサービスを開始した企業で、業種・規模問わず300社以上の実績があります。
※参照元:ブリッジインターナショナル(株)事例ページ(https://bridge-g.com/case/)
全国の営業代行会社リスト
弊社独自のツールで集めた、全国の営業代行会社のリスト一覧です。無料でリスト(Excel)をダウンロードできるようになっておりますのでぜひご活用ください。「県名」で絞り込むことで、最寄りの営業代行会社を検索することができます。
※営業代行会社を探している方を対象としたリストです。このリストをもとにした営業活動はお控えください。
営業代行サービス開始までの流れ
ここからは、実際に営業代行サービス開始までの流れをご紹介します。ステップとしては以下の3つです。
- 準備
- 営業活動
- 効果検証、改善
それぞれ解説していきます。
準備
まずは準備に入ります。営業代行サービスの手続き完了後、貴社の商材に合わせた専属営業チームを手配します。条件に合わせた人材を選任いたしますが、営業パーソンと事前に顔合わせができるかどうかは、営業代行会社によって異なりますのでお問い合わせ時にご確認ください。
チームが手配できたら、キックオフを実施します。目的や目標のすり合わせ、商品のレクチャー等を実施いただき、稼働後に齟齬がないよう、双方で気になるポイントや注意事項の最終確認を行います。営業活動が始まるまでにかかる日数は、代行会社により異なりますのでご注意ください。早くて一週間、長くて一か月ほど見ていただければと思います。セレブリックスでは、活動開始前に戦略設計のお時間をいただいているため、お申込みをいただいてからプロジェクト開始まで約1か月程度いただいております。
営業活動開始
準備期間が終わったら、いよいよ営業活動開始です。専属営業チームと顔合わせ後は、ツールで連絡をとりながら定例ミーティングにて活動報告をいたします。
効果検証、改善
営業活動を開始したら、そのあとは効果検証と改善の繰り返しです。作成したトークスクリプトを実際に利用してキーパーソンコンタクトできているのか、コールコンタクト率やアポ率、商談率などさまざまな数値を確認しながら改善していきます。
わたしたちセレブリックスが考える『戦略的営業代行』
最後に、わたしたちがセレブリックスが考える戦略的営業代行について、少しお話させてください。
セレブリックスの考える戦略的営業代行は「顧客の“収益向上”を実現する営業の専門集団」による営業サービスです。ただ依頼されたことを代行するBPOとは異なり、営業戦略を現場レベルで実行するパートナーとしてお客様の収益向上を目指します。常に「本当にセレブリックスはお客様の今の課題に必要なサービスなのか?」を問い続け、時には営業代行ではない別の手段をご提案することもありますし、現状と理想がかけ離れていれば今追うべき課題をお伝えする場合もあります。
お客様の収益向上を実現するため、お客様の営業パートナーとして、お客様を勝たせるためにすべてを尽くす。それが、わたしたちセレブリックスの考える『戦略的営業代行』です。営業でお困りごとがございましたらぜひセレブリックスにご相談ください。まずは現状のお話を聞かせていただいた上で、最適な解決策をご提案いたします。
最後に
営業代行サービスの基本となる知識を解説いたしました。営業代行サービスというものが少しでも理解いただけますと幸いです。「商品が売れなくて困っている」「効率的に売れる営業ノウハウが知りたい」そんなお悩みをお持ちでしたらぜひセレブリックスご相談くださいませ。
監修者プロフィール | |
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執行役員 カンパニーCMO /セールスエバンジェリスト 株式会社セレブリックスのセールスエバンジェリストとして、法人営業に関する研究、執筆、基調講演等を全国で行う。2021年8月には “Sales is 科学的に「成果をコントロールする」営業術” を扶桑社より出版。営業本のベストセラーとして累計出版数が5万部を超える。 2022年7月には単著二作目として “お客様が教えてくれた「されたい」営業” を出版。2024年4月25日に待望の3作目として、 “The Intelligent Sales AIを活用した最速・最良でクリエイティブな営業プロセス” を翔泳社から発売。生成AIと営業に特化した国内最初の書籍として注目を集める。 現在は執行役員 CMOと新規事業開発の責任者を兼任。管掌するプロダクトとして営業コミュニティのYEALE、営業専門の人材紹介のSQiL Career Agent、日本最大級の営業エンターテイメントJapan Sales Collectionなどがある。 Everything DiSCの認定トレーナーであり、専門は営業、プレゼンテーション、コミュニケーションスタイルと多岐に渡る。 |