営業職の職務経歴書 実態レポート2025 / セレブリックス営業総合研究所

営業職の職務経歴書 実態レポート2025
営業職の転職市場において、職務経歴書は自身のキャリアや強みを企業に伝える重要なツールです。しかし、現場では「職務経歴書の内容が正しく伝わっていない」「評価の基準が揃っておらず、ミスマッチが生じやすい」といった課題がたびたび指摘されています。
こうした問題意識のもと、営業職特化の転職エージェント事業である SQiL Career Agent は、営業総合研究所と共同で今回の調査を実施しました。
本調査の目的は、営業職の職務経歴書における記載実態や採用側の評価の現状を把握し、課題やギャップを明らかにすることです。実態を正しく捉えることで、営業職のキャリア形成や企業の採用力強化に向けた示唆を得ることを目指しています。
営業職は成果が数値化される一方、その背景にあるプロセスやスキル、努力が伝わりにくいことが多いのが実情です。さらに採用担当者側も、限られた時間の中で候補者の本質を見極めることに苦慮しています。
そこで本レポートでは、SQiL Career Agentの支援実績と営業総合研究所の知見を掛け合わせ、営業職の職務経歴書や選考における実態と課題を整理し、今後の改善に向けた示唆を提示します。
※PDFが開きます
調査概要
調査名称:若手営業職の職務経歴書における採用実態調査・転職者実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎ 」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年6月4日〜同年6月11日
有効回答:過去1年間で若手営業職(20歳〜35歳)の中途採用実績がある企業の採用担当者502名と、営業職から営業職に転職した際に職務経歴書を作成・提出した経験がある20〜35歳の会社員512名
レポート内容・構成
- 調査設計
- 採用側の職務経歴書評価実態
- 営業職の職務経歴書作成実態
- 採用側 × 営業側の意識ギャップ
- セレブリックス営業総合研究所の調査をもとにした、SQiL CareerAgentからの提言
- セレブリックス営業総合研究所について
調査レポート内容(抜粋)
今回は、過去1年間で若手営業職(20歳〜35歳)の中途採用実績がある企業の採用担当者502名と、実際に職務経歴書を作成・提出した若手営業職512名を対象に、営業職の職務経歴書に関する実態調査を実施しました。
まず、採用担当者の約9割が書類選考において職務経歴書を重視しており、特に「担当業務・業務内容の具体性」(64.4%)や「成果の背景となるエピソード」(48.9%)に注目していることがわかりました。一方で、「営業スキルの可視化・言語化」(55.6%)や「営業経験の具体的な説明」(45.8%)には評価の難しさを感じており、84.7%が書類と面接でギャップを感じたと回答しています。
一方、営業職側では、職務経歴書作成時に「成果に至るプロセス」や「営業成績・表彰歴」を重視する一方で、「業務内容の棚卸し」「営業スキルの言語化」に苦戦している実態が明らかになりました。さらに、79.2%が面接時にアピールポイントとのズレを感じたと回答しており、「伝えたいのに伝わらない」課題が浮き彫りになっています。
こうしたギャップを踏まえ、採用担当者の41.4%が職務経歴書の品質向上において「転職エージェントなどプロによる添削サポートが必要」と回答しています。営業職の採用・転職支援においては、内容の整理や表現をサポートする第三者の関与が、一定の効果を発揮しうることが示唆されました。
営業職の職務経歴書に関する実態と課題のさらなる詳細は、求職者・採用担当者双方の調査結果をクロス集計したレポートにまとめております。ぜひ以下よりダウンロードの上、ご覧ください。
※PDFが開きます
お問い合わせ先
〒135-0063
東京都江東区有明3-7-18 有明セントラルタワー7階
株式会社セレブリックス
セレブリックス営業総合研究所 宛
E-mail:eisouken-support@cerebrix.jp





