「エンド」「定番」どこかわかる?店舗内の名称と売り場獲得の難易度

前回はラウンダーが知っておくべき「用語」を紹介しましたが、今回もラウンダーの基礎知識ともいえる「店舗内の名称」を紹介します。メーカーの営業として店舗にいくわけですから、商品知識だけではなく小売店のことも最低限知っておきましょう!

後半では、売り場の獲得難易度ベスト3も紹介しますが、扱う商材や店舗のチェーン・規模によって大きく変わりますので、参考程度に見ていただければと思います。


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デジタル時代に再注目される 目的別オフラインプロモーション7選

ラウンダーがよく使う「売り場の名称」

フロアの全体図

「エンド」とは? 

エンドとは、長い陳列棚の端に位置する場所を指します。

多くの人に見られやすいメイン通路に面している位置にあることから、季節モノや新商品・広告の品などの注目商品が陳列されます。

下記のように、エンドの中でも細分化し呼ぶこともありますが、指している場所さえ分かれば「エンドに展開してー」と言われればなんとなくイメージはつきますね。

・バックエンド(最奥の鮮魚・精肉コーナーに近いエンド)

・センターエンド(中通路にあるエンド)

・フロントエンド(レジの向かいにあるエンド)

「定番(棚)」とは?

名前の通り、定番の商品が置いてある場所を指します。

エンドは定期的に商品が入れ替わりますが、この通路には「お菓子が売っている」「調味料が売っている」などジャンルの場所が固定された棚のことを定番棚と呼びます。

「催事売場」とは? 

出入口付近や、空いたスペースなどで実施される売場を指します。「催事場」などとも呼ばれます。

期間限定のフェアなどを行い、店内で最も目に入りやすい場所で実施することが多いことから、競争率は高い傾向があります。

「バックヤード」とは? 

お客さんが立ち入らない、商品・什器倉庫を指します。

ラウンダーは商品在庫や、新商品が入荷されているか、販促物が届いているかなど確認するために頻繁に出入りすることがあります。店舗により出入りの際「売り場に一礼をする」などのルールが異なるため、事前に確認しておいた方がよいですね。

「風除室」とは?

外気の流入を緩和し、排気ガスや虫の侵入を防ぐ目的に設置されたスペースを指します。

店舗により風除室がない店舗もあり、風除室があったとしてもカゴやカート置きになっており、商品の陳列スペースがない店舗もあります。

売り場獲得の難しいベスト3

最も難しいのは○○エンド!?

ラウンダーの仕事をする上で、最も重要なアクションの1つが「売り場の獲得」です。普段のコミュニケーションや商談力、タイミングが試されます。

その中でも、どの競合他社もほしい、獲得しにくい売り場が存在します。売り場が限られている分、本部指示や新商品・季節商品などの隙を見つけ商談しなければいけません。今回はグロサリーの中で、獲得しにくい売り場ベスト3を紹介します。

第3位:催事売場 ★★☆☆

スーパーやホームセンターなどで頻繁に催事を行っていないチェーンでは比較的獲得しやすいようです。ただし、大型スーパーなどは本部イベントで何ヶ月も先までスケジュールが決まっていることも珍しくないため、大きなチェーンになればなるほど獲得は難しくなります。

第2位:バックエンド ★★★☆

特にその商品が置かれている定番棚のバックエンドは非常に難易度が高くなります。多くの方が通る「メイン通路」に面したバックエンドは競合他社も狙っていますし、季節ものや新商品などで埋まってしまうため、注目商品でなければ敵わない売り場と言えるでしょう。

第1位:レジ前エンド ★★★★

店舗の中で最も多くの方が利用するレジの前にある「レジ前エンド」が第1位となりました。レジに並んでいる時の「ついで買い」を促すため小物や季節ものが多い上、エンドの中では展開場所も少ないことから本部合意が取れていても獲得しにくい売り場のようです。もしここが取れたら自慢げに上司に報告したくなりますね。

さて、ベスト3を紹介しましたが、扱う商材やチェーン・店舗の規模などで難易度は大きく変わります。例えば「大手大型スーパーなどの催事売場は絶対取れない」や「棚本数が多い店舗だからバックエンドの数も多く取れやすい」など状況によって変わりますので、あくまで一例としてイメージしていただければと思います。

まとめ:難しく考えず、最低限の知識をもって店舗の方とたくさん話してみましょう

普段から行くスーパーやラウンダーとして訪問する店舗を思い浮かべてみてください。店舗内の実際の場所と名称を一致させることができたでしょうか。難しくはないと思いますので、一度覚えれば店舗の方との会話でも自然と言葉がでてくるでしょう。

売り場獲得についても「商談」というのは営業にとって大切であるが故に、非常に難しい業務ですので、まずは店舗の方とのコミュニケーションを図ることを最優先に臨みましょう。

すぐにできないからこそ、できたときにやりがいを感じ、ラウンダーの楽しさの一部にふれることができるはずです。

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