【連載Vol.4】アプリDLは対面で獲れ。CPA高騰を砕く「ラストワンマイル」

はじめに:なぜ、あなたのアプリはダウンロードされても使われないのか?

「広告費をかけてアプリのダウンロード(DL)数は伸びた。しかし、会員登録に至らない」
「初回の起動だけで離脱してしまい、アクティブユーザーが増えない」
「サブスクリプションの無料期間が終わった瞬間に解約される」

アプリ事業者やサブスクリプションサービスのマーケターにとって、これらは共通の悪夢と言えるでしょう。
デジタルマーケティングの世界では、CPI(インストール単価)やCPA(獲得単価)といった指標が重視されます。しかし、真に重要なのはその先にある「LTV(顧客生涯価値)」です。

使い方がわからずに放置されたアプリ。
価値を理解しないまま登録し、すぐに解約されたサブスク。
これらは、企業にとって「損失」でしかありません。

特に近年は、スマートフォンの普及が一巡し、デジタルリテラシーの格差が広がっています。「興味はあるが、設定が面倒」「クレカ情報の入力が怖い」といった心理的・技術的なハードルが、あと一歩の成約を阻んでいるのです。

ここで私たちが提案するのが、デジタルと真逆のアプローチ。「人を介した対面での獲得(ラストワンマイル)」です。

セレブリックスの『会員獲得プロモーション』は、街頭や店頭、イベント会場で、プロのスタッフがお客様のスマートフォンを一緒に操作し、DLから登録、初期設定、そして使い方のレクチャーまでをその場で完遂させます。

「デジタルの課題を、アナログで解決する」。
この逆転の発想が、CPA高騰時代のブレイクスルーとなります。連載第4回は、獲得数とLTVを同時に高める、最強のクロージング戦略について解説します。

連載をはじめから読む➡【連載Vol.1】CPA高騰を突破。熱狂を生む「対面」イベントの全貌


あわせてお読みください

「自社のプロモーションは大丈夫だろうか…?」「自社商品にはどんな施策が合うだろうか…?」そんなお悩みがある方は必見です。こちらの資料ではオフライン体験を戦略的に設計し、熱狂的なファンを生むブランドへ飛躍させる具体的な方法を解説しています。


目次[非表示]

  1. 1.はじめに:なぜ、あなたのアプリはダウンロードされても使われないのか?
  2. 2.「DLしたけど登録しない」見えない壁の正体
  3. 3.獲得単価(CPA)のマジック:Web vs 対面
  4. 4.セレブリックスが提供する「ラストワンマイル」の支援
  5. 5.スタッフの質がLTVを決める。「登録」ではなく「ファン化」
  6. 6.【実例モデルケース1】無人ジム:入会の壁を「人の手」で壊す
  7. 7.【想定モデルケース2】キャッシュレス決済:入力の面倒を「代行」する
  8. 8.【想定モデルケース3】シニア向けアプリ:デジタルデバイドを「橋渡し」する
  9. 9.【想定モデルケース4】動画サブスク:無料体験の「価値」を刷り込む
  10. 10.【想定モデルケース5】ポイントアプリ:商業施設での「即時利用」を促す
  11. 11.リスク管理:個人情報を扱うプロとしての矜持
  12. 12.結論:対面獲得は「教育」であり「オンボーディング」である

「DLしたけど登録しない」見えない壁の正体

Web広告経由でアプリをDLしたユーザーが、会員登録を完了するまでの離脱率は、一般的に非常に高いと言われています。
なぜ、彼らは登録直前でやめてしまうのでしょうか。

(1)面倒くさい(UI/UXの限界)
住所、氏名、電話番号、パスワードの設定、認証メールの確認…。小さな画面での入力作業はストレスです。「後でやろう」と閉じたが最後、二度と開かれることはありません。WebのUI改善(EFO)を繰り返しても、入力項目自体がなくならない限り、このストレスはゼロにはなりません。

(2)使い方がわからない(理解の壁)
「DLしてみたものの、何ができるアプリなのか直感的にわからない」。チュートリアル画面は読み飛ばされる運命にあります。価値を感じないままホーム画面のアイコンが増えることを嫌い、即座にアンインストールしてしまいます。

(3)不安がある(信用の壁)
「クレジットカード情報を入力して大丈夫か?」「勝手に課金されないか?」。特にセキュリティ意識の高い層やシニア層にとって、対面での説明がない状態での個人情報入力は高いハードルとなります。

これらの壁は、Web上の施策だけでは完全に取り除くことができません。物理的にそばにいて、「私がサポートしますよ」と声をかけてくれる存在、すなわち「人」が必要なのです。

獲得単価(CPA)のマジック:Web vs 対面

「人を雇って対面で獲得なんて、コストが高すぎるのではないか?」
そう思われるかもしれません。確かに、1獲得あたりの表面的なコストを見れば、Web広告の方が安く見える場合もあります。

しかし、ここで見るべきは「有効会員獲得単価」と「LTV」です。

Web広告(バラマキ型):
CPA 2,000円 × 100件獲得 = 20万円
しかし、翌月の継続率が10%なら、実質的なアクティブユーザー獲得単価は20,000円です。

対面獲得(クロージング型):
CPA 5,000円 × 40件獲得 = 20万円
対面で価値を説明し、使いこなせる状態にしているため、翌月の継続率が80%だとします。すると、実質的なアクティブユーザー獲得単価は6,250円です。

このように、対面獲得は「離脱」という最大のロスを未然に防ぐことができるため、結果としてROI(投資対効果)が劇的に改善します。特に、月額課金型のサブスクリプションモデルにおいては、初期のオンボーディング(定着化)こそが生命線であり、ここに対面サポートを投下することは理にかなった投資なのです。

セレブリックスが提供する「ラストワンマイル」の支援

私たちの『会員獲得プロモーション』は、単なる勧誘スタッフの派遣ではありません。アプリのDL促進からサブスクリプションの会員獲得まで、顧客体験(CX)を通してLTV向上に貢献する専門チームの提供です。

ご支援内容は多岐にわたります。
・人流データに基づくロケーション選定
・成果を出すプロ人材(ディレクター、獲得スタッフ)の提供
・ターゲットに刺さるトークスクリプトの作成と改善
・獲得件数、継続率などの成果分析

Web施策だけでは届かない層(例:シニア層、特定の場所に来るファミリー層など)に対し、直接商品の魅力を伝え、その場で会員化まで導きます。
Web広告が「空爆」だとすれば、私たちは「地上戦」のスペシャリストです。確実に陣地を広げ、旗を立てていく役割を担います。

スタッフの質がLTVを決める。「登録」ではなく「ファン化」

現場に立つスタッフの質は、サービスの第一印象そのものです。
強引な勧誘で無理やり登録させても、顧客はすぐに解約しますし、SNSで悪評が広まるリスクもあります。

セレブリックスのスタッフは、BtoC営業のプロフェッショナルです。
彼らは「登録件数」だけでなく、「顧客の納得度」を重視します。

「お客様のライフスタイルなら、この機能を使うとこんなに便利になりますよ」
「ここだけの話、このプランがお得です」

このように、コンサルティングのような対話を通じて「自分ごと」化させます。
また、スマホ操作に不慣れなお客様には、画面を覗き込みながら(あるいは許可を得て操作を代行しながら)、手取り足取りサポートします。
「親切なお兄さんが教えてくれたアプリだから使ってみよう」。このポジティブな感情こそが、最強のエンゲージメントとなります。

ここからは、実際にこの手法がどのようなシーンで威力を発揮するのか、具体的なモデルケースをご紹介します。

【実例モデルケース1】無人ジム:入会の壁を「人の手」で壊す

これは実際に弊社がご支援した事例に基づくケースです 。

【課題】

全国展開するコンビニジム(無人店舗)。新規出店に伴い会員を増やしたいが、店舗は無人のため、通りがかった人が興味を持っても「使い方がわからない」「入会手続きが面倒そう」と立ち去ってしまう潜在顧客の獲得が課題でした。

【解決策:対面での入会・設定サポート】

新店舗のオープンに合わせ、店舗前や最寄駅に特設ブースを設置し、セレブリックスの獲得プロスタッフを配置しました。
通行人に対し、「中を覗いてみませんか?」「今なら初月無料です」と声をかけ、興味を持った方にはその場でアプリのDLを促しました。
さらに、クレジットカードの登録から入館用QRコードの発行まで、すべてのスマホ操作を対面でサポート。使い方の不安も、実際のアプリ画面を見せながら解消しました。

【成果】
「無人だから不安」という最大のハードルを、「人のサポート」によって解消しました。その場で利用可能な状態まで設定を完了させるため、入会直後から利用頻度が高まり、Web経由の入会者と比較しても高い継続率を実現しました。

【想定モデルケース2】キャッシュレス決済:入力の面倒を「代行」する

【想定される課題】
〇〇Payなどのキャッシュレス決済アプリ。ポイント還元などのメリットは大きいが、銀行口座の連携や本人確認(eKYC)の手続きが複雑で、登録完了率が低い。特に主婦層や高齢層の取りこぼしが多い。

【セレブリックスの戦略プラン】
商業施設やスーパーマーケットの一角で獲得イベントを実施します。
「今のお買い物からポイントがつきますよ」と主婦層にアプローチ。ここでのポイントは、面倒な入力作業の「並走」です。
「免許証の撮影、反射して難しいですよね。こうすると上手くいきますよ」「銀行口座の連携、ここで一緒にやりましょう」と、つまずきポイントを先回りしてサポートします。

【期待される成果】
「一人では挫折していた作業」を完了まで導きます。その場で実際に決済を利用してもらい、「便利!」「お得!」という「アハ体験(成功体験)」をその場で作ることで、日常的な利用へと定着させます。

【想定モデルケース3】シニア向けアプリ:デジタルデバイドを「橋渡し」する

【想定される課題】
健康管理アプリや見守りアプリなど、シニア層に使ってほしいサービス。しかし、Web広告はシニアに届かず、届いてもDLの仕方がわからないという「デジタルディバイド」の壁がある。

【セレブリックスの戦略プラン】
シニアが集まる場所(携帯ショップ併設イベント、商店街、温泉施設など)で、「スマホ教室」のような形式でアプローチします。
「アプリを入れましょう」ではなく、「スマホで健康管理ができる方法をお教えします」というスタンスで接します。
文字入力が苦手な方には音声入力を設定してあげたり、アイコンを押しやすい場所に配置してあげたりと、ホスピタリティあふれる対応を行います。

【期待される成果】シニア層にとって、対面で親切に教えてくれるスタッフは絶対的な信頼対象です。一度信頼を得られれば、アプリの利用はもちろん、口コミでの紹介も期待できます。デジタル施策では決してリーチできない層を、確実に顧客化する唯一の方法です。

【想定モデルケース4】動画サブスク:無料体験の「価値」を刷り込む

【想定される課題】
動画配信サービスの会員獲得。初月無料キャンペーンを行っているが、「無料ならとりあえず」と登録し、一度も見ずに解約するユーザーが多い。

【セレブリックスの戦略プラン】
家電量販店のテレビ売り場や、映画館のロビーなどで展開します。
タブレットでお客様の好きなジャンル(韓流ドラマ、アニメ、スポーツなど)をヒアリングし、「それなら、この作品が絶対におすすめです」と具体的なコンテンツを提案します。
その場で予告編を見せ、興味付けを行った上で登録を促します。さらに、「この作品を見終わったら、次はこれがおすすめですよ」と、2作品目への視聴導線まで対面で引きます。

【期待される成果】
「なんとなく登録」から「これを見るために登録」へと動機を変えます。目的を持って登録したユーザーは、無料期間中にサービスを使い倒してくれるため、有料会員への転換率が大幅に向上します。

【想定モデルケース5】ポイントアプリ:商業施設での「即時利用」を促す

【想定される課題】
ショッピングモールの公式アプリ。DL数目標があるが、ポスターを貼っているだけでは伸びない。DLしてもクーポンを使わずに帰ってしまう。

【セレブリックスの戦略プラン】
モール内の主要導線やレジ付近にスタッフを配置します。
「今のお会計からすぐに500円引きになります!」という即時メリットを強力に訴求。
Wi-Fi環境を用意し、回線速度のストレスなくその場でDLさせます。そして、レジに並んでいる待ち時間を利用して登録を完了させ、会計時にクーポン画面を提示するところまでを見届けます。

【期待される成果】
「お得に買い物ができた」という強烈な成功体験を残します。また、スタッフが「来週はこんなセールがありますよ」とプッシュ通知の許可設定までサポートすることで、再来店のきっかけを作ります。

リスク管理:個人情報を扱うプロとしての矜持

対面での会員獲得において、最も注意すべきは「コンプライアンス」と「セキュリティ」です。
お客様のスマートフォンを覗き込んだり、操作を代行したりする行為は、一歩間違えれば不信感やトラブルの原因になります。

セレブリックスでは、スタッフに対して厳しい研修を実施しています。
・個人情報が見える画面では顔を背ける、またはお客様自身に入力してもらう
・操作代行をする際は、必ず口頭で許可を得てから行う
・強引な勧誘(と受け取られる言動)の禁止

これらのリテラシーを徹底した「プロ人材」だからこそ、企業のブランドイメージを損なうことなく、安心・安全な獲得活動が可能になります。ただのアルバイト派遣とは、背負っている看板の重さが違います。


あわせてお読みください

「自社のプロモーションは大丈夫だろうか…?」「自社商品にはどんな施策が合うだろうか…?」そんなお悩みがある方は必見です。こちらの資料ではオフライン体験を戦略的に設計し、熱狂的なファンを生むブランドへ飛躍させる具体的な方法を解説しています。


結論:対面獲得は「教育」であり「オンボーディング」である

アプリやサブスクリプションサービスにおいて、会員登録はゴールではなくスタートです。
使い方がわからなければ、顧客はすぐに去っていきます。

私たちセレブリックスが提供する『会員獲得プロモーション』の本質は、単なるDL数の水増しではありません。
それは、顧客に対する「デジタル教育」であり、サービスを使いこなしてもらうための「オンボーディング(定着支援)」です。

「使い方がわかった」「設定ができた」「便利さを実感した」。
この初期体験を対面で作れるかどうかが、その後のLTVを決定づけます。

CPAの高騰や、デジタル施策の頭打ちに悩んでいるマーケティング担当者の皆様。
今こそ、デジタルとアナログを融合させた「ラストワンマイル」の獲得戦略に目を向けてみませんか?
スマホというデジタルの窓口を、人の手というアナログの鍵で開ける。その瞬間にこそ、真の顧客との繋がりが生まれます。

次回Vol.5は、獲得した後の世界。「売って終わり」にしない、LTV最大化のための『BtoC営業代行・カスタマーサクセス』について特集します。営業のプロ集団・セレブリックスの真骨頂にご期待ください。

\ オフラインマーケティングの問い合わせはこちらから /

石田 真理子
石田 真理子
【株式会社セレブリックス MX事業本部 マーケティングビジネスデザイン室】 新卒でセレブリックスに入社以来、B2B領域の新規開拓営業、広告代理店渉外を経験。その後、事業企画部門にて大手広告代理店のアカウントセールスも担当する。 キャリアを通じて、販売促進(広報)、営業企画、営業総合研究所など、営業戦略とマーケティングに関わる複数の部門を歴任。セールス講師として営業力強化の知見も有する。 現在はマーケティング戦略室のコンテンツマーケターとして、自社マーケティングに従事。現場のセールスから戦略企画まで、幅広い知見を活かしたファシリテーションを得意とする。

関連記事

よろしければシェアしてください!
メールマガジン登録
メールアドレスを登録していただくと、
お役立ち情報を定期的に受け取ることができます。
お問い合わせ

1,400社12,700サービスの実績から体系化された
成功パターンを持つ私たちが支援します

(受付時間 平日10:00~18:00)

お役立ち資料DL_アイコン
サービスごとの詳細資料を無料配布中

セミナー_アイコン
成果が出る営業がわかるウェビナー開催中

そのほかのコンテンツはこちらからご覧いただけます

お役立ち資料をご用意しています

1,400社・12,700サービスの実績

セレブリックスの
ノウハウを無料で
公開しています

よくある営業プロセスの課題、解決します