プライベートでの生成AI使用経験​ / セレブリックス営業総合研究所




レポート概要

「プライベートでの生成AI使用経験」についての簡易調査報告書は、外部の調査期間を活用し2023年12月8~12月23日、1019名に行った調査結果の一部をまとめたものである。営業職に従事する23歳~59歳を対象とし、プライベートでの生成AIの使用経験について調査した。

調査概要

  • 調査方法:標本調査(外部の調査機関を使用)

  • 調査対象:法人営業に従事する23歳~59歳

  • 調査時期:2023/12/8~2023/12/23

  • N数:①回答者数=1019名
         ②回答者数=247名、回答数=432件 



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レポート本文


2023年12月、法人営業に従事する23~59歳に対し、「プライベートでの生成AIの使用経験」に関する調査を行った。
①「プライベートでの生成AIの使用経験」の有無に関しては、使用経験があると回答した割合は全体の24.2%に留まり、使用経験がないと回答した割合は全体の75.8%に上った。これは営業職において、プライベートで生成AIを使用する文化がまだ浸透していないことを示唆している。​



②生成AIの使用経験があると回答した中で、最も割合が高い使用方法は「ChatGPTでの文章作成や要約、壁打ち」である。また、「 ChatGPTでの文章作成」「ネット検索の拡張」に次いで割合が高いのが「 ChatGPTでのコード作成やプログラミング(補助) 」となっている。これらは生成AIの認知度がChatGPT-4の発表によって広まった背景を反映しているといえる。
こういった文章やコード作成などは、営業職の業務でも役立つと想定される分野である。煩雑とされる商談の準備、資料の作成、レポートや議事録の作成などに充てている時間を削減し、本来重要である、お客様とコミュニケーションを取り、提案する時間を増やすことができる。プライベートでのこういった機能の使用経験が増え、効果が実感されれば、業務でも生成AIを取り入れる割合が増える可能性があるだろう。


しかし、プライベートで生成AIを使用しているものの、所属企業では生成AIの使用が禁止されているため、業務で使用できないという割合も一定存在している※。今後、生成AIの導入効果や活用方法がさらに広く認知されるようになれば、企業側での導入・活用が進み、相対的にプライベートでの使用割合も増加するだろう。


※参考:営業総合研究所『営業における生成AI活用の実態調査レポート Vol.1 』
https://www.eigyoh.com/column/eisouken-04-sales-ai-katsuyou




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