レジリエンスを身に付けるための5項目

2013年冬、世界経済フォーラム(通称:ダボス会議)で国の国力評価の研究成果が発表されました。
その際に多用されていたキーワードがレジリエンス(resilience)です。

レジリエンスとは、直訳すると『回復力・復元力・弾力性』などという意味を持つ言葉ですが、そこから転じて『予想外の状況や環境の変化(=ストレス)にをバネにして成長するしなやかな強さ』という意味合いで使われています。
身の回りに「辛いことがあっても、前向きに乗り越える人」はいませんか?恐らくその人は、レジリエンスのある人です。

このレジリエンスを鍛えるには、自尊感情(自己肯定感)」「自己効力感(自分に対する自信)」「感情コントロール」「人間関係」「楽観性の5つの要素が重要であるといわれています。

 

自尊感情(自己肯定感)

レジリエンスを身に付けるための基礎になる部分です。
自分自身を価値ある者だと感じたり、好きだ・大切だと思える気持ちのことを指します。

 

自己効力感

何らかの課題に直面した際、自分なら解決できるという自信への期待や自信のことを指します。
自尊感情と混同しやすいのですが、自尊感情が「ありのままの現在の自分」への感情であるのに対し、自己効力感は「未来の自分」への感情になります。

 

感情コントロール

レジリエンスが無い人は、状況や物事に対して一喜一憂してしまう傾向にあります。
予想外の状況や環境に直面した際に、悲しみや怒りの感情に支配され冷静な行動が取れなくなってしまいます。

 

人間関係

周囲と良い人間関係を構築することが重要です。
困難な状況に直面したとき、友人・知人に相談することによって、解決策が見つかったり、安心感を得たりすることがあると思います。
しなやかな強さを身に付けるには、困ったときに頼れる人間関係が欠かせないのです。

 

楽観性

楽観性とはものごとを良い方向に捕らえ「今の状況が一番最善」という考え方のことです。
感情のコントロールが上手にできたとしても、冷静に「自分にはどうにもできない」と絶望を感じることもあると思います。そんな状況を乗り越えるためには、楽観的な考え方がとても重要になります。
この考え方が出来ると、「今は大変だけど、一時的なものだから大丈夫」「これを乗り越えたら楽しいことがあるはず」「大人が本気になって出来ないことなんて無い」のように捉えることで、辛い状況でも明るく前向きに進むことが出来るのです。

 

 

この5つの項目の中で自分に足りていないと感じるものはありましたか?

例えば、「自己効力感」が足りないと感じたら、何か難しいことにチャレンジする前に「自分なら出来る」と言い聞かせてみましょう。そうやって少しずつ意識するだけで変化があるかもしれません。

自分の成長に悩んでいる方はぜひ、レジリエンスの5項目を意識して自己成長につなげてみてください。

 

 

参考:“折れない心”の育て方 – NHK クローズアップ現代 – NHKオンライン
参考:wikipedia|レジリエンス (心理学)
参考:レジリエンスとは – コトバンク

 

 

営業支援ソリューション

<執筆者:松澤真太郎

人材教育コンサルティング職を経て2005年にセレブリックスに入社。
採用支援事業、教育研修事業、営業代行事業等、社内の様々な部署の営業・営業リーダーを歴任。

入社4年目で、全社の最高記録となる個人の年間売上・粗利額ギネスを達成し、全社の年間MVPを獲得。現在はコンサルティングGr.のマネージャーとして自身の経験やセレブリックスのノウハウに基づき、企業の研修講師や営業組織のコンサルティングに従事している。

※当コラムを「引用・転載」する場合には、引用元として記事のURLを明記いただければ幸いです。

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